お米にコメた想い。
気分が乗っているときに書き溜めよう作戦。(笑)
先日、大切な友人カップルが入籍しました。
結婚の報告を聞き、入籍予定日を聞いていたので、何かしたくなりまして。
そうだ!サプライズで何かを送ろう!
と思い立ち、ネットでぽちぽち。
・実用的でふたりが喜ぶもの(これは新郎新婦ふたりとも仲良しだったもので、片方に寄らないようにしたいな、と思って)
・好みに左右されないもの(結局雑貨とかは好みがある)
・入籍のお祝いだからこそ、何か意表をつくようなもの
を軸に探しました。
入籍→新しい夫婦の誕生→新米夫婦→米・・・!!!!!→そうだ新米だ!!
そしてお米なら、普段自分では買わないようなブランド米。
でもあわよくば美味しいお米を毎日食べたい。
食卓にちょっとした贅沢と幸せを。
香川にくりやというお米屋さんがあり、以前そこでお米の食べ比べをさせていただいたことがあります。
そのとき衝撃を覚えたのは、北海道産のゆめぴりかとななつぼしを食べたとき。
全然味が違う・・・・!!!って衝撃を受けました。
旅館のごはんで例えると、
ゆめぴりかは会席料理の最後に出てくる赤だしとごはんとして食べたいお米で
ななつぼしは朝食のときにお味噌汁や焼き魚と一緒に食べたいお米。
個人的には、朝ごはん重視型だったので、迷わずななつぼし。
ななつぼしって列車の名前にもあったな。。(新婦は電車もすきだったな、そういえば。笑)
このとき新米!!!ってことだけに注目してましたが、日が経って改めて思ったこと。
お米は日本人に必要で、五穀豊穣を毎年願う。
神棚へのお供えにも必須で、豊かな実りの象徴。
実るほど頭が下がる稲穂かな、という句もあるが、謙虚な姿も現しています。
新米は、水分量があってみずみずしい。
誰か食べても美味しくて、もてはやされる存在。←
そこから年月が経って、古米と呼ばれるけれど、食べられなくなることはない。
しっかりお水に浸すことでちゃんと美味しく食べられる。食べ方の工夫次第。
美味しくないからって捨てることはない。
お米には神様が宿っているから、1粒残らず食べなさい、と教えられます。
何もなくても、お米を炊けば、お腹は満たせる。
なんて万能な食材なんだろう!!
結婚して年月が経って、いつまでも新米のようなみずみずしさは保てないかもしれない。でもそれって当たり前で、それでいいと思うんです。
だけど、日本人にとってお米はなくてはならない大切な食材で、毎日の食卓の基本。
工夫ひとつでたくさんの広がりを見せる。
見た目は全然ぱっとしないけど、黄金の国、と称されるポテンシャルも持っていて。
年月を重ねて、たとえ古米になっても美味しく笑顔で食べられる術を一緒に模索して、素敵な家族になってくれたらいいなぁ。愛情いっぱいの食卓を囲める家庭を築いてね。
って思いをコメました。米だけに。